ミランのマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】
ミランは現地時間26日、コッパ・イタリア準々決勝第1戦で3部のアレッサンドリアと対戦し、1-0で先勝した。
この試合で唯一のゴールを挙げたのは、昨年夏にミランに復帰したマリオ・バロテッリだ。43分にPKが与えられると、冷静に流し込んだ。
31日にはインテルとの“ミラノダービー”が控えているが、シニシャ・ミハイロビッチ監督はバロテッリのパフォーマンスに満足していないようだ。
伊メディア『ライ・スポルト』のインタビューに応えたミハイロビッチ監督は、「我々はチャンスを無駄にした。アレッサンドリアはパレルモやジェノア、(ローマに勝利して勝ち上がった)スペツィアを倒してきた。だから第1戦で彼らの望みを絶つべきだった」と語っている。
バロテッリは本田圭佑から絶好のパスを受け取るが、ループシュートが枠を捉えずにゴールのチャンスを逃している。これが、指揮官の気に召さなかったようだ。そのため、ミハイロビッチはダービーでバロテッリを起用しないことを明言している。
「マリオはダービーでプレーできるコンディションにない。フィットネスを上げる必要がある。我々は信用できるベストのチームで臨む」
これまで数々のお騒がせ事件を起こしてきたバロテッリだが、信頼を取り戻せる日は来るのだろうか。
【了】