プレミアリーグで首位につけているレスター・シティ【写真:Getty Images】
プレミアリーグ第23節が終了した時点で首位につけているレスター・シティ。一つ下の2位マンチェスター・シティとは勝ち点3差開いている状況だ。リーグ戦は残り15試合残っているが、レスターはライバルたちよりも有利な条件が揃っている。
シティは残りのリーグ戦に加えて、FAカップとキャピタル・ワン・カップ、チャンピオンズリーグ(CL)の残り試合を最後まで勝ち上がった場合には、合計29試合残っていることになる。
また、3位のアーセナルはキャピタル・ワン・カップは敗退したものの、FAカップとCLが残っているため最大で27試合だ。さらに、4位のトッテナムもキャピタル・ワン・カップは終了しているが、ヨーロッパリーグ(EL)が残っているため、最高で29試合戦わなくてはならない。
FAカップもキャピタル・ワン・カップも早々に敗退し、CLやELにも出場していないレスターにとって、目指すべきは残りリーグ戦15試合を戦い抜きリーグ優勝を目指すだけとなっている。ライバルたちは試合数が多く過密日程のためスタミナ面が懸念される上に、負傷するリスクが増えることも懸念材料となる。
それだけに、リーグ首位に立っているレスターはリーグ優勝に向けて好条件が揃っていると言えるだろう。果たして、有利な条件をうまく活用し、リーグ優勝を果たすことはできるのだろうか。
【了】