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バルサ、マラガに大苦戦。メッシのボレー弾で辛くも逃げ切り暫定首位浮上

text by 編集部 photo by Getty Images

バルサ、敵地でマラガに大苦戦。メッシのボレー弾で辛くも逃げ切る
メッシが決勝ゴール【写真:Getty Images】

【マラガ 1-2 バルセロナ リーガ・エスパニョーラ第21節】

 リーガ・エスパニョーラ第21節が現地時間23日に行われ、バルセロナはアウェイでマラガと対戦した。

 バルサ自慢のMSNトリオのうち、ネイマールが負傷のため欠場となったこの試合。代役にはムニルが起用された。また左SBには普段出場機会の少ないアドリアーノが入り、ヴェルマーレンがCBで先発している。

 試合は開始直後に動く。2分、ペナルティエリア内で粘ったスアレスのラストパスを逆サイドから走りこんだムニルが押し込んでバルサが幸先良く先制する。だが、その後はディフェンス陣がらしくないミスを連発。再三マラガのアタッカーにチャンスを作らせてしまう。

 すると32分、バルサは頻発していた守備のミスから失点してしまう。他の選手のミスを何度もカバーしていたマスチェラーノのクリアが相手に拾われてしまい、ゴール前まで繋がれる。最後はシャルレスのポストプレーからファンピが今季初得点を決めてマラガが同点に追いついた。

 後半はそれまで消えていたメッシがワンプレーで結果を出す。51分、アドリアーノのクロスに難しい体勢からボレーシュートで合わせてカメニが守るゴールを陥れた。

 再びリードを手にしたバルサだが、試合の主導権を掌握することができない。一方のマラガは相手を運動量で上回り、終盤にかけてベテランのサンタクルスやドゥダを投入して同点ゴールを目指すも精度を欠き崩しきれないまま時間だけが過ぎていく。

 最終的には地力の差を見せつけて逃げ切ったバルサは、マラガを1-2で下しリーグ戦3連勝を達成。アドリアーノも負傷してしまい、けが人続出に悩まされるが、最低限の結果を残しアトレティコ・マドリーを抜いて暫定首位に立っている。

【得点者】
2分 0-1 ムニル(バルセロナ)
32分 1-1 ファンピ(バルセロナ)
51分 1-2 メッシ(バルセロナ)

【了】

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