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ドルト、ロイスが古巣相手に2得点演出し勝利。香川はベンチ入りも出場せず

text by 編集部 photo by Getty Images

マルコ・ロイス
2得点を演出したマルコ・ロイス【写真:Getty Images】

【ボルシアMG 1-3 ドルトムント ブンデスリーガ 第18節】

 ブンデスリーガ第18節が現地時間23日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントはボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)のホームに乗り込んで対戦。激しいシュートの打ち合いの末、ドルトムントが3-1の勝利をおさめている。

 ドルトムントはガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンをワントップに起用。最後の練習試合となったスパルタ・プラハ戦を軽いウイルス性の胃腸炎のため欠場した香川はベンチスタートとなっている。

 試合は前半から激しい展開となった。2分にドルトムントは右サイドからカウンターを仕掛けると、クロスボールから中央のイルカイ・ギュンドアンがシュートを放つもゴール枠内には飛ばず。対するボルシアMGは6分にコーナーキックのチャンスを得ると、ゴール前にアンドレアス・クリステンセンが飛び込みヘディングシュートを放つも、これは惜しくもゴール上に外れた。

 ピンチを凌いだドルトムントは9分にもロイスとオーバメヤンの連携からチャンスを作るが決めることができない。19分にはボルシアMGが決定的なシーンを作るなど、お互いに激しい攻め合いが続いた。

 すると41分、ドルトムントは速いパス回しからロイスがDF裏に抜けると、豪快なシュートをゴール左に突き刺し先制点を決めた。均衡を破ったドルトムントはその後もチャンスを作ったが追加点は決められず、1点リードしたまま前半を折り返す。

 後半開始直後の47分、ボルシアMGは左サイドのクロスから中央に走り込んだイブライマ・トラオーレがフリーでシュートを放つもGKロマン・ビュルキに止められてゴールならず。反対にドルトムントは51分、自陣で相手からボールを奪うと素早いカウンターからロイスが前線まで持ち込み、最後はラストパスを受けたヘンリク・ムヒタリアンがシュートを放ち追加点を決めた。

 リードを2点差に広げたドルトムントだったが、直後の58分にボルシアMGはゴール前で細かい連携から最後はラファエウが押し込み、すぐさま1点差に詰め寄る。それでも75分にギュンドアンのゴールで相手を突き放すと、そのままドルトムントが逃げ切り3-1で勝利した。

 2012年まで在籍していた古巣のボルシアMG相手に2得点を演出したロイスの活躍により、ドルトムントは2試合ぶりの勝ち点3を掴み取った。次節、ドルトムントは30日に今季1部に昇格してきたインゴルシュタットと対戦する。

【得点者】
41分 0-1 ロイス(ドルトムント)
51分 0-2 ムヒタリアン(ドルトムント)
58分 1-2 ラファエウ(ボルシアMG)
75分 1-3 ギュンドアン(ドルトムント)

【了】

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