決勝点を決めたインゴルシュタットのモリッツ・ハルトマン【写真:Getty Images】
【インゴルシュタット 1-0 マインツ ブンデスリーガ 第18節】
ブンデスリーガ第18節が現地時間23日に行われ、日本代表FW武藤嘉紀が所属するマインツは今季1部に昇格したインゴルシュタットのホームに乗り込んで対戦。前半にモリッツ・ハルトマンに先制ゴールを決められ、そのまま追いつくことができず、ウインターブレイク明けの再開初戦は0-1の黒星スタートとなった。
マインツはFWジョン・コルドバをワントップに起用し、ドルトムントへの移籍が噂されるトルコ代表MFユヌス・マッリをトップ下に起用。リーグ前半戦で活躍した武藤はベンチスタートとなった。
試合開始直後はお互いに膠着した状態が続いたが、19分にインゴルシュタットが先にチャンスを作る。コーナーキックから、ゴール前にハルトマンが飛び出し足で合わせるもバーに弾かれてゴールならず。対するマインツは26分にユリアン・バウムガルトリンガーがシュートを放つもGKにキャッチされ先制点を決めることはできない。
すると40分、インゴルシュタットが右サイドからチャンスを作ると、中央に向けて放り込まれたクロスボールをパスカル・グロスが合わせてシュートを放つ。このシュートが相手のハンドを誘いPKのチャンスを得た。
そして、このPKをハルトマンが冷静にゴールに流し込みインゴルシュタットが先制に成功する。先に失点したマインツは前半アディショナルタイムにチャンスを作るが決めることができず、1点リードされた状態で前半を折り返した。
後半に入ってもマインツは効果的な攻めを作り出すことができない。そして71分、ようやく武藤がハイロ・サンペリオに代わりピッチに登場する。それでも停滞した攻撃の状況が変わらないまま、マインツは0-1で敗れた。
マインツはインゴルシュタット戦での敗戦により、12月5日にハンブルガーSVに勝利して以降リーグ戦3試合未勝利となっている。次節、マインツは29日にボルシア・メンヒェングラッドバッハをホームに迎えて対戦する予定だ。
【得点者】
40分 1-0 ハルトマン(インゴルシュタット)
【了】