サウサンプトンのロナルド・クーマン監督【写真:Getty Images】
チェルシーはジョゼ・モウリーニョ前監督を解任し、フース・ヒディンク監督を招聘したものの、来季以降の監督人事は不透明のままだ。
ヒディンク監督は今季限りまでの暫定監督であり、クラブは来季から指揮を執る“本命”を見つけ出さなければならない。
これに対し、日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンを率いるロナルド・クーマン監督が立候補している。
「もしフースが私のために良い評判を残してくれれば、大きな影響があるだろう。私はいつもできる限り最高のレベルを達成したいと思っている。オランダではそれができた。そして、海外でも達成したいと思っている」
クーマン監督はアシスタントコーチとして務めたバルセロナで指導者のキャリアをスタートさせ、アヤックス、PSV、バレンシアなどのクラブを率いてきた。オランダ時代にはアヤックスで2度、PSVで1度のリーグ優勝の経験がある。
昨季、“セインツ”(サウサンプトンの愛称)の指揮官に就任し、今季でプレミアリーグ2年目となる。
チェルシーの指揮官候補として今季限りでバイエルンを退任するジョゼップ・グアルディオラ監督やユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督などの名前が挙がっている。
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