バロンドール授与式を欠席したルイス・スアレス【写真:Getty Images】
バルセロナのルイス・スアレスはFIFAバロンドール授与式に姿を現さなかった。ウルグアイ紙『オヴァシオン』はブラジルW杯で起きたあの事件を理由に、スアレスがFIFAからの招待を拒否したと伝えている。
同紙によると、スアレスはFIFAクラブW杯のMVPということで同僚のリオネル・メッシが受賞したバロンドール授与式への招待を受けていたが、2014年ブラジルW杯での“噛みつき事件”でFIFAから処分を受けたことを忘れておらず、拒否したとしている。
ウルグアイ代表の主軸のひとりとしてW杯に出場したスアレスは、イタリア代表戦で相手DFジョルジョ・キエッリーニに噛みつき行為を行ったことで、FIFAからサッカーに関する活動を4ヶ月間禁止という非常に重い処分を受けていた。
バルセロナで以前スポーツディレクターを務めていたアンドニ・スビサレッタ氏は、当時リバプールに所属していたスアレスには多くのクラブが獲得に興味を示していたが、“噛みつき事件”により他クラブからの関心が薄まり、バルセロナ移籍に至ったことを明かしている。
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