脱税容疑がかかるリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
脱税容疑で訴えられているバルセロナのFWリオネル・メッシの裁判が5月31日に決まった。20日付け『マルカ』が報じている。
メッシは税務署から2007年から2009年に行われた脱税容疑で訴えられており、22ヶ月15日の刑務所収監と410万ユーロ(約5億2300万円)の罰金を求刑されている。5月31日から6月3日まで続く裁判には、同じく脱税容疑で訴えられている同選手の父親ホルヘ・オラシオ氏も出廷することになる。
チャンピオンズリーグ決勝がイタリア・ミラノのサンシーロスタジアムで5月28日にプレーすることになっており、バルセロナが決勝に進出すればメッシはその3日後に裁判に臨むことになる。
さらに6月6日にはアメリカ合衆国で開催されるコパ・アメリカの100周年を記念したコパ・アメリカ特別大会のアルゼンチン代表の第1試合が行われることになっており、アルゼンチン代表として出場が見込まれるメッシには非常に厳しい日程となっている。
メッシ側は日程の変更を申請するとみられている。今後の展開に注目が集まりそうだ。
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