インテルのコロンビア代表フレディ・グアリン【写真:Getty Images】
ミランのブラジル代表FWルイス・アドリアーノの獲得に失敗した中国スーパーリーグの江蘇蘇寧だが、次なる補強もイタリアからになるかもしれない。
伊紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』によれば、江蘇蘇寧はインテルのコロンビア代表MFフレディ・グアリンの獲得合意が間近となっていると伝えている。
同紙によると、グアリンは中国で年俸750万ユーロ(約9億6000万円)を受け取ることになり、契約は4年間であるという。また、インテルは江蘇蘇寧から移籍金1500万ユーロ(約19億円)、ボーナス次第では1800万ユーロ(約23億円)を受け取ることになるようだ。
グアリンは2012年にポルトガルのポルトからインテルへ移籍。141試合に出場し23得点27アシストを記録していた。
現地時間19日に行われたコッパ・イタリア準々決勝ナポリ戦ではベンチ入りせず、スタンド観戦となっていた。
江蘇蘇寧はL・アドリアーノ獲得がほぼ決まりかけており、選手本人も中国入りしていたが、直前で破談となったことがクラブから発表されている。今度こそ、イタリアから大物選手を連れてくることができるのだろうか。
ACL出場も決定しており、FC東京がプレーオフを勝ち抜くとグループステージで同組となる。中国マネーが再びJリーグの前に立ちはだかるのかもしれない。
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