秋田に加入した伊東輝悦【写真:Getty Images】
J3リーグのブラウブリッツ秋田が20日、長野パルセイロから41歳の元日本代表MF伊東輝悦を完全移籍で獲得したことを発表した。
伊東はJリーグが開幕した1993年から2010年まで清水エスパルスに在籍。1996年に行われたアトランタオリンピックに日本代表のメンバーとしてブラジル戦に出場し、決勝ゴールを決めてマイアミの奇跡を引き起こした。
そして、1998年には岡田武史氏が率いた日本代表メンバーに選出され、本大会でベンチ入りを果たしている。その後、2011年にヴァンフォーレ甲府に移籍しJ2とJ1のステージを経験した。2014年に長野パルセイロに移籍し8試合に出場。昨季はリーグ戦3試合に出場していた。
伊東は長野のオフィシャルサイトを通じて「2年間ありがとうございました。J2昇格の力になれず申し訳なく思っております。新たなメンバーが加わり、良いシーズンになることを祈っております」と語り、2年間過ごした長野に対して感謝の気持ちを示した。秋田への移籍が決まった伊東は、昇格をかけたライバルとして対戦することとなる。
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