コッパ・イタリア決勝で日本人対決が実現するかもしれない。

　コッパ・イタリア準々決勝が現地時間の19日に行なわれ、日本代表DF長友佑都が所属するインテルはナポリを下し準決勝進出を決めた。日本代表FW本田圭佑が所属するミランも先日カルピに勝利を収めていたため、ベスト4にミラノ勢両クラブが進出したこととなる。

　ミランとインテルは組み合わせの関係で決勝まで対戦することはない。インテルは準決勝でユベントスとラツィオの勝者と戦う。両クラブとも昨季コッパ・イタリア決勝に進出した強敵だ。とりわけユベントスが準決勝に進出すれば、インテルは非常に厳しい戦いを強いられることになるだろう。

　一方で、ミランはより決勝進出が“現実的な目標”ということができる。準決勝の対戦相手はレーガ・プロ（イタリア3部）に所属するアレッサンドリア。ジェノアを倒す快進撃を続けてきた同クラブだが、ミランに分があるのは明白だ。

　実現すれば長友にとっては2010/2011シーズンに優勝を勝ち獲ったパレルモ戦以来となるコッパ・イタリア決勝となる。本田にとっては初めてのコッパ・イタリア決勝だ。果たして、頂上決戦で日本人対決は実現するのだろうか。

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