元レアル・マドリーのラウール・ゴンサレス氏
かつてレアル・マドリーの主将も務めたラウール・ゴンサレス氏がマドリーとバルセロナのライバル関係についてインタビューで語った。19日付け『マルカ』が報じた。
マドリーのレジェンドでもるラウール氏は「ライバル関係は両クラブにとっていいものだ。バルサはマドリーがいなければバルサではないし、その逆もまたそうだ」とマドリーにはバルサが必要だとした。
さらにラウール氏はマドリーの宿敵であるバルサがチャンピオンズリーグ(CL)すれば嬉しいことだと語っている。
「バルセロナがCLを優勝すれば、スペインのクラブだし、もちろん喜ぶよ。なぜ他のものの不幸を願うんだい? それを世間に対して言うことに問題はないよ」
昨年11月にニューヨーク・コスモスで引退したばかりのラウール氏はマドリーの監督への就任を期待されている。それについては、「みんなが言うし、背中を押してくれている」としているが、古巣帰還はもう少し先の話になりそうだ。
「でも自分が何を望んでいるかを知るのに時間が必要だ。数年後にはマドリーに戻るよ」
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