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チェルシー、怒涛の粘りでエバートンとドロー。ヒディンク体制6戦無敗

text by 編集部 photo by Getty Images

チェルシー、“怒涛の2分間”でエバートンに追い付く。ヒディンク体制6戦無敗
チェルシーはエバートンとドロー【写真:Getty Images】

【チェルシー 3-3 エバートン プレミア第22節】

 現地時間16日にプレミアリーグ第22節が行われ、チェルシーはホームでエバートンと対戦した。

 フース・ヒディンク監督が就任して公式戦5試合無敗を続けるものの、うち3試合はドローとなかなか勝ちきれないチェルシー。ウィリアンがゴールに迫るが、これはGKティム・ハワードが難なくセーブし、ゴールは奪えない。

 前半は両チームに決定機は訪れず、スコアレスのまま後半へ。

 先制点が欲しい両チームだが、チャンスを掴んだのはエバートンだった。レイトン・ベインズが左サイドから素早いクロスを入れると、ジョン・テリーがオウンゴールを献上してしまう。

 これでチェルシーは守備が崩壊。直後にベインズのクロスからケビン・ミララスが巧みな反転シュートを決めて2-0。追加点を奪う。

 ここからチェルシーは怒涛の反撃を開始する。セスク・ファブレガスからのロングボールの処理をハワードとフィル・ジャギエルカが目測を誤り、ジエゴ・コスタが抜け出して無人のゴールに流し込む。

 さらにその2分後、セスクが放ったミドルシュートが相手DFに当たってゴールイン。わずか2分間で試合を振り出しに戻す。

 しかし、チェルシーにハプニングが発生。ここ数試合で好調を取り戻していたジエゴ・コスタが負傷により途中交代となる。

 このまま引き分けに終わるかと思われたアディショナルに試合は再び動く。セットプレーから途中出場のDFフネス・モリが決めて勝ち越しに成功する。

 だが、この一戦はこれでは終わらなかった。パワープレーを仕掛けたチェルシーは、97分にテリーが値千金の劇的同点弾を叩き込む。

 チェルシーはフース・ヒディンク監督が就任してから公式戦6試合無敗をキープ。次節、アウェイでアーセナルとのダービーマッチを迎える。

【得点者】
50分 0-1 オウンゴール(エバートン)
56分 0-2 ミララス(エバートン)
61分 1-2 D・コスタ(チェルシー)
63分 2-2 セスク(チェルシー)
92分 2-3 フネス・モリ(エバートン)
98分 3-3 テリー(チェルシー)

【了】

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