アトレティコ・マドリーのフェルナンド・トーレス【写真:Getty Images】
FIFAは、アトレティコ・マドリーおよびレアル・マドリーに未成年選手の登録に関して規約違反があったとして今年夏と来年冬の選手登録を禁止する処分を下した。
これにより、スペイン代表FWフェルナンド・トーレスの去就が不透明となっている。もともとトーレスの保有権はミランが有しており、今季限りの期限付き移籍でアトレティコに加入している。
今季終了後の移籍市場でアトレティコは選手登録が禁止されているため、夏に完全移籍でトーレスを獲得しても試合に起用することができない。そのため、トーレスを完全移籍でミランから買い取るかどうかを、冬の移籍市場が開いている1月中に決断しなければならない。
英紙『デイリー・メール』によれば、ディエゴ・シメオネ監督とミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOが会談を持ち、トーレスの将来を決定する見込みだと伝えている。
アトレティコが完全移籍で獲得することになればトーレスは自身がプロデビューを飾ったクラブに残ることになるが、買い取りを断念した場合はミランに戻らなければならない。
今季はリーグ戦16試合で2得点2アシストを記録しているトーレス。わずか半年で去ったイタリアの地に戻ることになるのだろうか。
【了】