モナコからチェルシーに期限付き移籍しているラダメル・ファルカオ【写真:Getty Images】
モナコからチェルシーに期限付き移籍しているコロンビア代表FWラダメル・ファルカオは、この冬にフランスへ帰ることはないのかもしれない。
モナコのヴァディム・ヴァシリエフ副会長は、フランスラジオ『RMC』のインタビューで、「我々がファルカオと何度か話をしたのは事実だ。最初のアイデアは、彼がシーズンの後半にモナコへ戻って来るということだ」とファルカオの復帰を目論んでいることを明かした。
しかし、ファルカオは現在負傷を抱えており、それが復帰へのネックとなっているようだ。
「彼は我々のもとに来てドクターから検査を受けたが、残念なことにけがをしていた。だから我々は決断したんだ。彼はチェルシーに残っていた方が良いとね」
昨季はマンチェスター・ユナイテッドへ期限付き移籍していたファルカオだが、26試合に出場してわずか4得点。
今季は再起を図るべくチェルシーに新天地を移したが、負傷などもあり21節時点で11試合のみの出場時間にとどまっている。うちフル出場は1回で、残りの全ては30分以下のプレー時間しか与えられていない。得点は、わずかに1ゴールだ。
現在のチェルシーはフランス代表FWロイク・レミーが負傷しており、まともにプレーできるストライカーはスペイン代表FWジエゴ・コスタのみとなっている。
チャンピオンズリーグの決勝トーナメントなど重要な試合が残されているシーズン後半戦に向けファルカオの復活に期待がかかるが、かつての姿を取り戻すことはできるだろうか。
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