大分に加入した山岸智【写真:Getty Images】
今季J3リーグで戦う大分トリニータが15日、サンフレッチェ広島から32歳の元日本代表MF山岸智を完全移籍で獲得したことを発表した。
山岸はジェフユナイテッド千葉や川崎フロンターレを経由した後、2010年に広島に加入。すぐに主力に定着したが、負傷により離脱する期間もあった。その後、2012年と2013年のJ1リーグ優勝に貢献するなどしたが、昨季は出場機会が減少しリーグ戦4試合の出場となっている。また、2006年には日本代表に選出されたこともあり、通算11試合の出場経験があった。
山岸は大分のオフィシャルを通じて「初めまして、サンフレッチェ広島から来た山岸智です。大分トリニータというチームはJ3にいるクラブではないと思っています。まずは1年でJ2へ昇格できるように精一杯頑張りますので、ぜひスタジアムへ足を運んで応援してください」と語り、大分のために戦う覚悟を示している。昨季はクラブ初のJ3降格となってしまった大分だが、経験豊富な山岸の力を借り1年でJ2に復帰したいところだ。
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