アル・アインへの完全移籍が発表されたドウグラス【写真:Getty Images】
UAEのアル・アインは、昨季サンフレッチェ広島でプレーしていた徳島ヴォルティス所属のFWドウグラスを完全移籍で獲得したことを発表した。広島、徳島の両クラブからも発表されている。
昨季、ドウグラスは期限付き移籍していた広島で21得点を決めて年間優勝の立役者となった。広島はブラジル人ストライカーの完全移籍を目指していたが叶わず、新天地は中東となった。
UAEメディア『ザ・ナショナル』はドウグラスのインタビュー記事を掲載。アル・アインでは背番号「9」を背負うドウグラスの意気込みを紹介した。
「まず始めに、この移籍のために努力してくれた人々に感謝したい。私にはほかの選択肢もあったが、このクラブを選んだ。私にとっては初めての中東クラブでのプレーだ。とても競争的なリーグで、良い選手が多くいることは知っている。ファンには私の名前を憶えてもらい、私もチームを幸せにしたい」
チームを率いるクロアチア人のズラトコ・ダリッチ監督もドウグラスには高い期待を寄せている。
「我々は15~20得点を決められるストライカーを探していた。我々はパスサッカーを志向しているが、決定的なストライカーが不足していたんだ」
なお、ドウグラスは徳島の公式サイトを通じて「今シーズンからは、日本を離れてUAEでプレーすることになりましたが、またいつかは、必ず大好きな日本に戻ってプレーしたいと思っています」と将来的なJリーグ復帰を示唆している。
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