得点王を争うネイマール、C・ロナウド、スアレス、ベンゼマ(左から)【写真:Getty Images】
今季のリーガエスパニョーラも前半戦を終えたが、得点王争いは拮抗した戦いになっている。
11日付け『マルカ』によれば、前半戦終了時点で得点ランク首位から3ゴール以内に7選手がいる混戦状態は8シーズンぶりだという。
今季のここまではネイマールとルイス・スアレス(ともにバルセロナ)が15得点で首位に立っており、カリム・ベンゼマとクリスティアーノ・ロナウド(ともにレアル・マドリー)が3位の14得点で次いでいる。
5位にはガレス・ベイル(マドリー)、ルーカス・ペレス(デポルティーボ)、イマノル・アギレチェ(ソシエダ)の3選手が12得点となっている。
これは2007/2008シーズン以来のことであり、バルセロナのリオネル・メッシとマドリーのC・ロナウドが筆頭してきてからは、この二人が他を引き離してほぼ1位と2位を独占していた。
しかし、今季はメッシが負傷により2ヶ月戦線離脱し、C・ロナウドは思うようにゴールを重ねられず、久しぶりの混戦状態を作り出すことになった。
07/08シーズンは前半戦を終了してディエゴ・ミリート(サラゴサ)とルイス・ファビアーノ(セビージャ)が13得点でトップに立っており、2位は12得点でルート・ファン・ニステルローイ(マドリー)、3位は11得点でダニエル・グイサ(マジョルカ)、ニハト・カフベジ(ビジャレアル)が続く。
5位タイはホセバ・ジョレンテ(バジャドリー)とラウール・タムード(エスパニョール)の10得点となっており、最終的にはグイサが34得点で得点王に輝き、2位はアトレティコ・マドリーに所属していたセルヒオ・アグエロの27得点となっている。
09/2010シーズンよりメッシとC・ロナウドに独占されてきた得点王だが、果たして7シーズンぶりにこの二人以外が得点王に輝くことになるのだろうか。
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