ネベン・スボティッチ【写真:Getty Images】
ドルトムントのDFネベン・スボティッチはレギュラーとしての出場機会を失い、恩師ユルゲン・クロップ監督率いるリバプール移籍が噂されている。しかし、それを望む者はないようだ。英紙『デイリー・スター』などが報じた。
クロップ政権下ではマッツ・フンメルスとともに鉄壁の守備を築き、高い評価を獲得したスボティッチだが、トーマス・トゥヘル監督が就任してからはCBの3番手以下に序列が下がっている。それでも指揮官は放出を望んでいない。
「監督の視点から、我々にはスボティッチが必要と言うことができる。彼はチームに不可欠だ」とその重要性を語るトゥヘル監督は、自らに意思決定の権利がないと前置きしつつ「私が判断できるなら、移籍を検討する理由はない」と放出を拒否する構えを示した。
移籍は監督に決められるものではないが、依然としてドルトムントの重要な戦力とみなされているスボティッチ。マインツ時代から師事するクロップ監督のもとへ馳せ参じるか、ドイツでの挑戦を続けるか、1月中に何かしらの決断が下されるだろう。
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