現役を引退した山口智(写真はG大阪時代)【写真:Getty Images】
J2の京都サンガF.C.は12日、元日本代表DF山口智が2015シーズン限りで現役を引退することを発表した。
ジェフユナイテッド千葉のユース出身の山口は1996年にトップチームに昇格。2001年にガンバ大阪へ移籍すると、2005年のJリーグ優勝、2007年のナビスコカップ優勝、2007年と2008年の天皇杯連覇など数々のタイトルを獲得。2008年には、主将としてACL優勝を果たしている。
2012年には11年間在籍したG大阪を離れて古巣の千葉に復帰。昨季から京都でプレーしていた。J1・J2では通算581試合に出場、日本代表としては2キャップを記録している。
京都のオフィシャルサイトを通じて、「市原でデビューした時のワクワク感、残留争いの中での恐怖感、ガンバでのタイトルを獲った時の達成感や次への執着心は僕を成長させてくれました。また、千葉ではジェフを一度出た僕を温かく迎え入れて頂きました。プレーオフの記憶は一生消えることのない思い出です。最後のチームとなった京都では1年間と短かったですが、サンガでプレーできた事は大きな財産になりました」と、自身がプレーした3つのクラブに対して感謝のメッセージを送っている。
37歳のベテランDFが、スパイクを脱ぐ決断を下した。
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