昨季は広島でプレーした徳島のドウグラス【写真:Getty Images】
サンフレッチェ広島は、昨季J2の徳島ヴォルティスからの期限付き移籍でプレーしたFWドウグラスが、期限付き移籍期間満了にともない退団することを発表した。
ドウグラスは昨季のJ1で21得点を決め、広島の2ndステージおよび年間優勝に大きく貢献。得点ランキング2位となり、Jリーグの年間ベストイレブンにも選出されていた。
広島のオフィシャルサイトを通じ、「私を獲得するためにオファーをくれたサンフレッチェ広島というクラブに感謝していますし、いつも応援してくれたファン・サポーターの皆さんにも感謝の言葉を送りたいと思います。チームが一つに団結しているサンフレッチェは、まさにファミリーのようでした。2016年、サンフレッチェには新たなファンが増えました。それは私と私の家族です」と感謝のメッセージを送っている。
一方、ドウグラスは所属元の徳島ではなく、中東でプレーすることになるのかもしれない。中東メディア『スポルト360』は、UAEのアル・アインがドウグラスの獲得に近づいていると伝えている。
同メディアによれば、ドウグラスには中国のクラブも興味を示していたが、アル・アインは獲得に自信を見せており、移籍金400万ユーロ(約5億1200万円)で所属元の徳島と口頭合意に至ったという。
すでに広島は清水エスパルスからピーター・ウタカの期限付き移籍での獲得を発表している。
果たして、ドウグラスはどこの国でプレーすることになるのだろうか。
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