ピーター・ウタカが広島へ移籍【写真:Getty Images】
J1リーグのサンフレッチェ広島は12日、元ナイジェリア代表FWピーター・ウタカの獲得を発表した。今季J2リーグで戦う清水エスパルスからの期限付き移籍となる。
チームを残留に導くことはできなかったが、来日1年目の昨季はリーグ戦28試合の出場でチーム2位の9得点。守備面や周囲との連携には課題が残ったものの、卓越したフィジカルを活かした突破やポストプレーで常に対戦相手の脅威になっていた。
ウタカは広島のオフィシャルサイトを通じて「ハジメマシテ、ピーター ウタカです。広島ファミリーの一員となれたことを光栄に思います。
広島のファン、サポーター、チームメイトと会えるのが楽しみです。自分の持っているもの全てを注ぎ、チームに貢献できるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします」と語り、今季に向けた抱負を述べている。
広島は昨季21得点を挙げてJ1得点ランキング2位と躍動したFWドウグラスの中東移籍が濃厚になっており、後釜になりうる選手を探していた。ウタカと清水は8日に今季の契約更新を発表したばかりだったが、J1優勝クラブのメンバーに加わることとなる。
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