バルセロナの下部組織に所属する12歳のシャビ・シモンス【写真:Getty Images】
チェルシーは、バルセロナの“シャビ”の獲得を目指しているようだ。英紙『デイリー・メール』が伝えている。
“シャビ”といっても、バルサで主将を務めたシャビ・エルナンデスではなく、下部組織に所属する12歳のシャビ・シモンスである。
X・シモンスは7歳でビジャレアルからバルサの下部組織に加入。父親はエールディヴィジでもプレーしたレジーリオ・シモンス氏で、息子の名前はバルサのレジェンドの名を与えたようだ。
“ラ・マシア”(バルサの下部組織)でも高い評価を得ており、将来を嘱望される期待の逸材である。
レジーリオ氏は「チェルシーと話し合っている。みんな知っているように、彼らには多くの資金がある」と、チェルシーとの接触を認めている。
「シャビの成長は最も重要なことだ。我々は彼に正しい環境にいてほしいと思う。移籍する必要があるとすれば、重要な成長のためだ。お金のためじゃない」
将来のスター候補生は、偉大な先人と同じくバルサでキャリアを歩み続けるのか、それとも異国の地に成長の舞台を移すことになるのだろうか。
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