リオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナのリオネル・メッシが2016年に入って絶好調だ。2日のエスパニョール戦こそ無得点に終わったものの、6日のコパ・デル・レイ、9日のリーグ戦で勝利に大きく貢献している。そしてその数字が驚異的だ。
6日のコパ・デル・レイ準々決勝1stレグのエスパニョール戦、バルサは4-1で快勝を収めた。この試合でメッシは2得点2アシストを記録している。
そして迎えた9日のリーガ・エスパニョーラ第19節、チームは4-0でグラナダに圧勝した。メッシは前半からエンジン全開で今季初ハットトリックを達成。今年の公式戦3試合で5ゴール2アシストを挙げている。
グラナダ戦の終盤、ルイス・スアレスからのパスをネイマールが決めてバルサが4点目を奪った。ここでもメッシは数字に残らない貢献をしている。オフサイドポジションにいたためボールに関与しないようギリギリで制動をかけたが、2人のパスコースの中央で囮になってGKのタイミングを外すのに一役買っていた。
チームの”ほぼ”全得点に絡み、最高の形で新年のスタートを切ったメッシ。負傷離脱していた時期があったためリーグ戦のゴール数こそ9つと伸びていないものの、貢献度は絶大だ。前線で強力トリオを形成するスアレスとネイマールはともに15得点ずつでリーガの得点王争いトップに立っており、今年も”MSN”の勢いは止まりそうにない。
【了】