マリオ・ゲッツェ【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンのマリオ・ゲッツェは、恩師ユルゲン・クロップ監督率いるリバプールから勧誘を受けている。この動きに関して選手本人が独誌『ビルト』に心境を語った。
「全ての扉は開かれている」と移籍に前向きな構えを見せるゲッツェだが、どうやら条件付きのようだ。加えて「シーズンが終わったらどうなるか見てみよう。2017年の6月まで(バイエルンとの)契約がある。だが、もちろん新しい監督が僕のことをどう感じるかが重要になる。監督のプランが最終的に決め手になるだろうね」と、来季からチームの指揮を執るカルロ・アンチェロッティ氏が鍵を握ると述べた。
クロップ監督は愛弟子ゲッツェで迫力不足の攻撃陣に新たな力を加えたいと考えている様子。冬の移籍市場では負傷者続出の守備陣を中心に補強が求められるため、アタッカーは二の次だ。そしてEUROを控えるドイツ代表でのポジション争いに影響を及ぼしかねない国外移籍はゲッツェにとってもリスクが大きく避けたいところだろう。夏にどんな動きを見せるか、しばらく様々な報道が飛び交いそうだ。
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