神戸を退団するマルキーニョス【写真:Getty Images】
J1のヴィッセル神戸は、39歳のFWマルキーニョスが契約満了に伴い退団することを発表した。
2001年に東京ヴェルディ加入のために来日したマルキーニョスは、その後横浜F・マリノスや清水エスパルス、鹿島アントラーズなどのJクラブを渡り歩き、2014年に2度目の在籍となった横浜FMから神戸に移籍した。
J1では通算152得点を記録しており、歴代同率1位の中山雅史と佐藤寿人(157得点)、3位の大久保嘉人(156得点)に次ぐ4位につけている。J1の外国人選手では歴代最多。
鹿島時代の2008年には得点王、MVP、ベストイレブンの個人賞三冠に輝くなど、Jリーグの歴史を築いた外国人選手のひとりである。
自身8つ目のJクラブとなった神戸では、2014年は14試合で5得点、昨年は15試合で3得点を記録していた。
マルキーニョスは神戸のオフィシャルサイトを通じ、「ヴィッセル神戸のリーグ優勝という目標をもとに横浜F・マリノスからの移籍を決めました。目標達成が出来なくて本当に残念に思います。今季もヴィッセル神戸がより一層進化出来る事を願っています」と感謝の言葉を述べている。
なお、今後の所属クラブや現役続行の可否などについては明らかになっていない。Jリーグ屈指の名ストライカーの次なるキャリアは、どこになるのだろうか。
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