ワトフォードのオディオン・イグアロ【写真:Getty Images】
ワトフォードに所属するナイジェリア代表FWオディオン・イグアロは、自身がマンチェスター・ユナイテッドのファンであることを公言した。英紙『ザ・サン』が伝えている。
かつてはグラナダやウディネーゼでプレーもプレーしたイグアロは、昨季の夏に当時チャンピオンシップ(イングランド2部)を戦っていたワトフォードに加入。スペインやイタリアでは結果を残すことはできなかったが、渡英後は35試合20得点とゴールを量産し、1部昇格の原動力となった。
その勢いは今季になっても止まることはなく、リバプール戦やチェルシー戦などを含む6試合連続でゴールを挙げ、ここまで得点ランク3位となる14得点を記録するなど大暴れの活躍を見せている。
そんなイガロにはアトレティコ・マドリーやローマが興味を示していると言われているが、かつて自身がプレーした国に戻るつもりはないようだ。
「スペインやイタリアからのニュースは憶測に過ぎない。僕はそこでプレーしてきたけど、今はイングランドでプレーしたいんだ」
一番の希望はワトフォードでプレーすることだが、「移籍は考えていないよ。でも、ユナイテッドから呼ばれたら断ることはできないよ」と語っている。
「アンディ・コールやドワイト・ヨークをテレビでよく見ていた。彼らは僕のアイドルなんだ。オールド・トラッフォードでプレーすることは、僕の夢だったんだ」
昇格チームながら9位と健闘するワトフォードのエースに君臨するイグアロ。その夢が叶うことはあるのだろうか。
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