バルセロナのルイス・スアレス【写真:Getty Images】
これまで何度もトラブルを引き起こしてきたルイス・スアレスだが、今回は冤罪かもしれない。7日付けスペイン紙『マルカ』が報じた。
コパ・デル・レイのバルセロナ対エスパニョール終了後、更衣室に続くトンネルでバルセロナのFWルイス・スアレスがエスパニョールの選手たちを待ち挑発したと報じられた。しかし、バルセロナはこれを否定している。
荒れた試合となったエスパニョール戦だが、その中でもL・スアレスは非常に興奮していたという。「試合終了後、更衣室に続くトンネルの中でエスパニョールの選手たちと一触即発の事態となった」と主審を務めたファン・マルティネス・ムヌエラ氏の公式記録には記されている。
しかしL・スアレス本人は挑発の言葉を発したのは自分ではないと否定しており、MFアンドレス・イニエスタ、MFセルヒオ・ブスケツも挑発は同選手の発言ではないと主張している。さらにジャーナリストのヘラルド・ロメロ氏も自身のツイッターでL・スアレスを擁護している。
スペインメディアによれば、挑発はMFハビエル・マスチェラーノの口から出た言葉ではないかとみられている。バルセロナはエスパニョールのGKパウ・ロペスのFWリオネル・メッシの足首を踏みつける行為を訴えないことを決定しており、その決定により今回の件の“穏便解決”を図るとみられる。
現地時間の8日に“人違い”とされるL・スアレスへの処分の決定が下される。
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