湘南へ期限付き移籍する千葉のMFパウリーニョ【写真:Getty Images】
J2のジェフユナイテッド千葉は、昨季主将を務めていたMFパウリーニョがJ1の湘南ベルマーレに期限付き移籍することを発表した。期間は2017年1月末まで。
2010年から栃木SCでプレーしていたパウリーニョは、2014年の川崎フロンターレへの期限付き移籍を経て千葉に加入。昨季は32試合で2得点を記録している。
千葉のオフィシャルサイトを通じ、「J1昇格へ向け、いつでも最大限の力を捧げてきました。今、クラブは変化を遂げようとしています。いい方向へ向かうよう期待しています」と古巣にエールを贈った。
昨季はJ2を9位で終えたことでJ1昇格プレーオフ導入後初めて6位入りを逃した千葉は、この冬に多くの選手がクラブを去っている。
FWネイツ・ペチュニクは大宮アルディージャに、FW森本貴幸は川崎Fに移籍し、FW鈴木隆行は現役を引退。ここまでに今オフだけで16選手の退団が決定している。
また、昨季は31試合でゴールマウスを守った高木駿の川崎Fが復帰するなど、計3選手の期限付き移籍が満了となっている。
一方では、既に柏レイソルからDF近藤直也、浦和レッズからMF長澤和輝(期限付き移籍)らユース昇格なども含めて18選手の加入も決まっている。
今季は2009年以来となるJ1の舞台を目指して戦う千葉だが、多くの主力選手が入れ替わることとなった。
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