4.マルセロ・ガジャルド
マルセロ・ガジャルド【写真:Getty Images】
現役時代3度にわたってリーベル・プレートでプレーした”エル・ムニェコ”は、国内リーグのステージ優勝を6度(前期4回、後期2回)経験。また1994年から1997年にかけてステージごとのリーグ最優秀選手賞に5度輝くなど、国内最高の選手という評価を受けていた。
またアルゼンチン代表として参加した1998年フランスW杯では3試合に出場。その1年後に移籍したモナコでは1年目からリーグ優勝とリーグ1年間最優秀選手賞を獲得してヨーロッパでもその名を轟かせている。
現役引退後はウルグアイの名門ナシオナルでの指導を経て2014年6月に請われる形で古巣リーベルの監督に就任。すると強烈なカリスマで瞬く間にチームを立て直してコパ・スダメリカーナのタイトルを獲得し、2015年にはコパ・リベルタドーレスを制してクラブW杯に出場した。
試合では的確な采配でチームを勝利に導き、満足な補強もできない中で就任から1年でリーベルに2つのビッグタイトルをもたらした。ファンからの支持も絶大で、選手達からの信頼も厚い。まだ39歳と若いが、すでに名将の雰囲気を醸し出している。
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