ローマで活躍を続けているフランチェスコ・トッティ【写真:Getty Images】
ローマに所属する39歳の元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティの妻であるイラリー・ブラージ氏が、同選手の引退が近づいていることを示唆した。5日に英紙『デイリー・メール』が報じている。
同紙によると、トッティが引退を検討していることを妻が明かしたとのこと。イタリアメディアの取材に答えたブラージ氏は「彼はもうすぐ40歳になるわ。彼は何か別のことを望んでいるように見えるの。でも、サッカーに関わったままになることは確かね」と語り、トッティが別の道を検討していることを明かした。
トッティは今季公式戦3試合に出場し1得点1アシストを記録している。しかし、9月26日に行われたカルピ戦で負傷し長期離脱を余儀なくされていた。約3ヶ月経過したが、未だ復帰の目処は立っていない。
イタリア代表としては、1998年10月のスイス戦でデビューを果たし、これまでに通算59試合に出場し9得点を決めていた。日韓W杯とドイツW杯での出場経験もあり、2006年に行われたドイツW杯決勝ではフランス代表とのPK戦の末、イタリアが優勝を果たしている。昨年12月には、40歳になっても現役を続ける覚悟を示していたが、その状况は変わってきているのかもしれない。
【了】