本田圭佑【写真:Getty Images】
ACミランの本田圭佑の発言がイタリアメディアに「クラブ批判をした」と報じられ、シニシャ・ミハイロビッチ監督も記者会見でその真意を確かめなければならないと述べた。
これを受け、本田本人が5日にミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOと面会して事情を説明した。クラブ公式TV『ミラン・チャンネル』が速報で伝えている。
日本メディアに対してクラブの強化方針などを批判したとされる本田だが、ガッリアーニCEOに対して「ミランに招き入れてくれて感謝している。これまでクラブやチームに自分のベストを見せられていないことを謝りたい」と述べ、期待されたほどのパフォーマンスを見せられていない自らの現状を謝罪したという。
また、本田は自身の発言が過去にミランが獲得した選手達を批判するものではないと説明した。そのうえで現在のミランがデリケートな状態にあり、自分を含め1人の選手が加入しただけで全てが変わることはない、という意味だったと述べてガッリアーニCEOに理解を求めている。
インタビューが意図しない形で訳され、切り取られて広まってしまったために起こった今回の”クラブ批判”騒動。本田がガッリアーニCEOに直接発言の真意を説明したことで周囲の理解を促し、無事収束していきそうだ。
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