ACミランは5日、シャルケとの契約を解除したケビン＝プリンス・ボアテングの加入を正式に発表した。ひとまず今季末までの半年契約を締結している。背番号は明らかにされていない。

　かつて10番を背負ったガーナ代表MFは、昨年10月からミランの練習に参加。先月シャルケとの契約を解除し、移籍市場が開くのを待って正式に選手登録された。イタリアでは公式戦100試合に出場して17得点16アシストの実績を残しており、即戦力として期待される。

　また、選手登録が済んでいるため6日のボローニャ戦にも問題なく出場できる。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の予想スタメンにはMFとして本田圭佑、リッカルド・モントリーボ、アンドレア・ベルトラッチ、ジャコモ・ボナベントゥーラが挙げられているが、KPボアテングはベンチ入りメンバーに含まれている。

　ミランの選手として公式戦のピッチに立てば、2013年5月以来約1年半ぶりとなる。本田ともポジションが被るためライバルになるが、”元10番”はチームを復活に導けるだろうか。

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