補強はGKチェフのみ。前線の選手獲得は失敗
アーセン・ヴェンゲル監督が補強ポイントのひとつとして挙げていたのはセンターフォワードだったが、最終的にアーセナルへ新たにやってきたストライカーは誰一人としていなかった。
エディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)やカリム・ベンゼマ(レアル・マドリー)は頻繁に名前が報道されていたが、オファーは全て却下されてしまった。
結局、補強はチェルシーからGKペトル・チェフを獲得したのみ。アーセナルは、4大リーグでフィールドプレーヤーを獲得しなかった唯一のチームとなった。
センターバックやボランチなど補強すべきポジションは多かったが、最終的にヴェンゲル監督は現有戦力で12シーズンぶりのリーグ優勝へと挑むことを決断した。
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