昨季までFC東京を指揮したマッシモ・フィッカデンティ氏【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグのサガン鳥栖は、昨季までFC東京を指揮していたマッシモ・フィッカデンティ氏を新監督に招聘するようだ。
鳥栖は、かつてバイエルン・ミュンヘンやヴォルフスブルクなどを優勝に導いた“鬼軍曹”フェリックス・マガト氏を新たな指揮官として迎え入れる予定だったが、同氏が「鳥栖の競争力とプロジェクトに合意できない」と監督就任を拒否したため破談になっていた。
突然の白紙撤回となった鳥栖の監督人事だが、関係者によればフィッカデンティ氏の就任が濃厚になったという。同氏はJリーグ史上初のイタリア人監督で、昨季はFC東京を率いてクラブ史上最多の勝ち点63を積み上げるなど確かな実績を残していた。
FC東京を年間総合4位に導き、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を置き土産にクラブを去った舶来の知将は、九州で次なる挑戦を始めようとしている。
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