FC東京へ完全移籍で加入するMF水沼宏太【写真:Getty Images】
FC東京は4日、サガン鳥栖のMF水沼宏太が完全移籍で加入すると発表した。
水沼は1990年2月22日生まれの25歳で、各世代別代表にも名を連ねていた。下部組織時代から2010年7月まで横浜F・マリノスに所属し、栃木SCを経て、鳥栖には2012年から在籍。4シーズンで124試合に出場し、16ゴールを挙げた。
FC東京の公式サイトを通じて、水沼は次のようにコメントしている。
「今シーズンからFC東京という大きなクラブで戦えることが今からすごく楽しみです。今自分の持っているものを全力で表現し、FC東京に関わるすべての方々とともに、もっと高みを目指していきたいと思います。リーグ戦、カップ戦、天皇杯、ACL全部てっぺん取りに行きましょう!!」
一方、鳥栖の公式サイトでは感謝のコメントを残している。
「最高なチームメイト、監督、スタッフをはじめ社長やフロントの皆さん、スポンサーの方々、そしてサガン鳥栖を愛するファン・サポーターの皆さん。こんな僕に素晴らしい愛情を注いでくださり、本当にありがとうございます!!僕は仲間に恵まれ、幸せな4年間を過ごすことができました」
「これからは、とにかく高みを目指し、自分らしくポジティブにやっていきたいと思います。次は笑顔でみなさんに会えることを楽しみにしています」
また同日、ヴァンフォーレ甲府FW阿部拓馬のFC東京加入も発表された。同じ本拠地を使う東京ヴェルディの下部組織出身で、ドイツでのプレーを経て甲府に在籍。昨季は攻撃の中心として30試合に出場して5得点を挙げていた。
今季からFC東京の監督に就任する城福浩氏には2014年に指導を受けており、恩師と再会する形になる。
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