大改革を経て“復活”への準備は整った
昨季途中に2004年から2008年までインテルを指揮したロベルト・マンチーニ監督が復帰。3季連続でチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したチームの再建にとりかかる。
夏の移籍市場ではステバン・ヨベティッチ、ジョフレイ・コンドグビア、イバン・ペリシッチ、ミランダ、ジェイソン・ムリージョ、フェリペ・メロ、アデム・リャイッチ、アレックス・テレス、マルティン・モントーヤと新戦力を次々に獲得。一方でマテオ・コバチッチ、ジェルダン・シャキリ、エルナネス、リカルド・アルバレスを売却した。
スターティングメンバーの11名のうち7名~8名が新戦力という、まさに大改革を敢行。至上命題となるCL出場権獲得のため、背水の陣を敷いた。
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