デ・ヘア移籍交渉で大失態
2013/14シーズンにクラブ史上10回目となるチャンピオンズリーグ制覇へと導いたカルロ・アンチェロッティ監督を解任するという暴挙に出てまで、ラファエル・ベニテス監督を招へいしたレアル・マドリー。
しかし、今夏の移籍市場ではマンチェスター・ユナイテッドからGKダビド・デ・ヘアを獲り損なうという大失態を犯し、地元メディアやファンから懐疑的な目を向けられてのシーズンインとなった。
“カップ戦のスペシャリスト”とも称えられているベニテス監督に求められるものは、欧州制覇のただ1つ。ところが、前半戦の戦いぶりからは希望よりも不安の方が高まる一方だった…。
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