安田理大【写真:Getty Images】
名古屋グランパスは31日、ヴィッセル神戸の元日本代表DF安田理大獲得を発表した。
ガンバ大阪でプロデビューした安田はオランダ1部フィテッセでのプレーを経て2013年夏にジュビロ磐田でJリーグ復帰。その後はサガン鳥栖、ヴィッセル神戸と1年ごとに所属クラブを変えて今回の名古屋加入に至った。今季は負傷に苦しめられリーグ戦12試合出場と不完全燃焼に終わっている。
移籍に際し名古屋のクラブ公式サイトで「2016年、名古屋のために走り、闘い、全力でプレーします。小倉GM兼監督を筆頭に、選手、スタッフ、サポーター…名古屋を愛する全員が一つとなってタイトルを獲りましょう」と来季への決意をコメントしている。
また神戸の公式サイトでは「ヴィッセル神戸創設から20年、阪神淡路大震災から20年という神戸の街にとって特別な年にプレーが出来てよかったです。怪我が多くなかなか思うようなパフォーマンスを見せることが出来なくてごめんなさい」と不甲斐ない1年間を謝罪し、同時にサポーターへの感謝を述べた。
来季の名古屋は小倉隆史新監督の下、再起を図るシーズンとなる。選手の多くが入れ替わり、心機一転臨む1年で安田も完全復活した姿を見せられるだろうか。
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