現在フリーのジョゼ・モウリーニョ前監督【写真:Getty Images】
チェルシーを解任されたジョゼ・モウリーニョ氏に“世界最弱”クラブがユニークなオファーを提示したようだ。30日、スペイン紙『スポルト』が報じている。
モウリーニョ氏の招聘を狙ったのは、ブラジルのイビス。パウリスタに本拠地を置く同クラブは、1980年7月から1984年6月までの4年間に渡って23試合連続で勝ち星がなしというギネス世界記録を記録した“世界最弱”クラブだ。
イビスはブラジルでエイプリルフールに相当する12月28日の「幼子殉教者の日」にモウリーニョのオファーを提示。「チームが敗北した場合の特別手当」「大量失点で敗北を喫した場合の給料UP」「2連勝もしくはタイトルを獲得した場合は即契約解除」といったユニークな契約内容が話題を呼んでいる。
これまでスペイン、イングランド、イタリア、ポルトガルでリーグ優勝を果たし、ポルトとインテルでチャンピオンズリーグ(CL)優勝を含む三冠を達成したモウリーニョ監督。その去就に世界中が注目しているようだ。
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