19試合勝ちなしを経験
勝利の難しさを痛感したシーズンだった。1stステージは3勝5分9敗、2ndステージは1勝7分9敗という結果に終わっている。特に5月の柏戦に勝利してからは19試合勝ちなし。勝ち点3を全く取れなくなってしまった。
試合に勝つにはゴールを奪う必要がある。パフォーマンス自体は悪くなくとも、得点が生まれなければ苦しい戦いを強いられることになる。
一方で得点は24とリーグワーストを記録した。ディエゴが10得点とチーム最多を記録。ブラジル人助っ人の活躍は評価に値するが、他の選手が続かなかった。失点数は53だったが、山形よりも失点の多いクラブは他にもある。守備面では健闘したと言うこともできるだろう。
守護神の山岸を中心に守備は一定の堅さを示した。結果として最下位でのJ2降格となったが、チームとしてのカラーは示したと言える。
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