診断
補強結果診断 A
スターリング、デ・ブルイネの2人には巨額の資金を投入したが、ここまでは金額に見合うだけの活躍をしていると言える。活躍して当たり前の厳しい目がある中、十分に評価できるパフォーマンスと言える。
オタメンディは及第点。コンパニ不在時にはマンガラとともにセンターバックとしてまずまずの結果を出した。しかし、強豪相手に通用するかは未知数。シティの守り方に問題があるので一概に彼の能力不足とは言えないが。
デルフはやや物足りない。試合に出れば存在感を発揮することも少なくなかったが、サブメンバーの一員に過ぎず、ヘスス・ナバスのようなスーパーサブという信頼感は得られていない。
総合力診断 A
総合的には十分評価できる結果である。厳しいことばかり書いてきたのは、それだけ期待値が大きいから。特に大型補強を敢行した今季は、フロント陣やファンの求めているレベルが高い。
前述したように、第一目標はCL制覇だ。ライバルは強力だが、それに対抗できるだけの選手層は揃っている。また、リーグ戦も優勝が十分狙える。最大のライバルと目されていたチェルシーは自滅。マンチェスター・ユナイテッドも壊滅状態だ。
第18節時点ではレスターがまさかの首位だが、このまま快走するとは考えにくい。アーセナルとの一騎打ちになるだろう。
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