6.欧州を震撼させたパリの同時多発テロ
パリで同時多発テロが発生したことでピッチに避難するサポーター【写真:Getty Images】
欧州サッカー界にとって11月13日は忘れられない日となってしまった。フランス・パリ市内で複数の同時多発テロが発生。最終的に犠牲者は129名と発表された。
同日に親善試合フランス対ドイツ戦が開催されていたスタッド・ド・フランスでは、試合後観客がピッチに避難する事態に発展。選手たちは深夜1時過ぎまでスタジアムを出ることは許されなかった。
その後もヨーロッパ各国でテロ実行宣言がなされ、ベルギー対スペインが中止、ドイツ対オランダも当日に爆発物を積んだトラックがスタジアム侵入を試み中止に追い込まれた。
テロの危険性が高まりながらも、来年6月のフランスEURO2016は予定通りの開催が見込まれている。