1.アギーレジャパン、アジア杯決勝Tの1回戦でまさかの敗退
日本代表は1月のアジア杯で決勝トーナメント1回戦敗退に【写真:Getty Images】
今年1月にオーストラリアで開催されたアジア杯で、アギーレジャパンは2014年ブラジルW杯に続く屈辱を味わうこととなる。
パレスチナ、イラク、ヨルダンとのグループステージは全勝の首位通過を果たしたものの、決勝トーナメント1回戦のUAE戦ではまさかの敗戦となった。
試合開始直後にアリ・マブフートに先制点を許すと、ゴール前を固められて攻め手を欠く。途中出場の柴崎岳が81分に何とか同点ゴールを決めるも、PK戦の末に敗れた。
日本代表がアジア杯で決勝トーナメント1回戦で敗退したのは、初出場となった1998年カタール大会でグループステージ敗退して以降最悪の成績である。
1分2敗の惨敗に終わったW杯の悪夢を、オーストラリアの地で払拭することはできなかった。2015年の日本代表は逆風から始まることとなった。
【次ページ】2.アギーレ前監督と契約解除&ハリルジャパン発足