ロサンゼルス・ギャラクシーが獲得を狙うDFアシュリー・コール【写真:Getty Images】
メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーが、元イングランド代表DFアシュリー・コールの獲得に動いているようだ。地元紙の『ロサンゼルス・タイムス』が伝えている。
コールは2014年にチェルシーを退団した後、ローマへと移籍。そのシーズンで公式戦16試合に出場していたが、現地時間3月8日のキエーヴォ戦でフル出場して以来、公式戦出場がなかった。
昨夏のフレンドリーマッチには出場していたものの、8月にはローマとコールによる双方合意の上で契約が解除されたと報じられていた。そこでLAギャラクシーが目をつけたようだ。
MLSではリーグが給与を一括管理するサラリーキャップ制を採用しているが、特別指定選手(DP)はその制限を受けず、各クラブが自由に選手と契約を結べるようになっている。
LAギャラクシーは、同クラブに7年間在籍したアメリカ代表DFオマル・ゴンザレスがメキシコのパチューカへ移籍したことによって、DP枠に空きが出ていた。なお残るDP枠の選手には、元リバプールのMFスティーブン・ジェラードやFWロビー・キーンがいる。
今季はウェスタン・カンファレンス代表決定戦で敗退したため、全米2連覇を果たせなかったLAギャラクシー。アメリカの銀河系軍団は、イングランド代表107キャップの経験豊富なサイドバックを迎えることになるのだろうか。
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