限られた戦力でPO進出を争った
2年連続となる昇格プレーオフ進出は逃したものの、7位と上々のシーズンを送ったギラヴァンツ北九州。
突出した選手こそいないものの、柱谷幸一監督のもとチーム全員で戦う姿勢を貫いた。昨年の躍進から主力を引き抜かれながら、その穴を埋める補強を実施。また既存選手も自信をつけたことも大きかった。細かくパスを繋ぐなど緻密なスタイルはチームの大きな武器となった
それでも、例えば34節の磐田戦は相手の厳しいプレスの前に攻撃が機能不全に陥るなど、持ち味を封じられた際の脆さも垣間見せた。
このあたりは来季の課題となる。が、順位は昨季よりも落としたが上積みを感じられるシーズンだったはずだ。
【次ページ】診断