補強がうまくいかず、苦しいシーズンに
柳下正明監督4年目のシーズン、タイトルを目標に大きな変化を加えたシーズンだったが、新戦力の台頭は少なかった。開幕前に加入した選手のうち戦力として年間を通して力を発揮できたのは山崎亮平のみ。これでは昨季と大きく変わったと言えない。
むしろ夏以降チームに加わった佐藤優平や端山豪のインパクトが大きく、既存戦力も夏場から徐々に踏ん張りを見せられるようになった。
補強自体は成功と言えなかったが、有望な若い選手を多く抱えているのも事実で、苦しかった1年を経て力強さを増した若い選手が来季以降の主力を担うかもしれない。
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