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Jリーグ 9年前

甲府、序盤は不振もバレーら獲得で帳尻合わせる。GM兼任監督で残留達成【2015年通信簿】

シリーズ:2015年Jリーグ通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

GMが兼任監督に就任し、残留を達成

甲府、序盤は不振もバレーら獲得で帳尻合わせる。GM兼任監督で残留達成【2015年通信簿】
今季途中から監督に就任した佐久間悟GM【写真:Getty Images】

 開幕直後の惨状は見るに耐えないものだった。1stステージ第5節終了時に最下位へ転落し、第11節を終えたところで樋口監督を解任。佐久間悟GMが監督を兼任する形でチーム再建に挑む。

 この時点でわずか2勝。持ち味だった堅守は崩壊し、新戦力がことごとく期待を裏切るなど散々な状態だったが、佐久間監督は見事な立て直しで1stステージを12位で終える。

 その後、Jリーグで実績のあるバレーら外国人新戦力が要所で力を発揮し、さらに阿部拓馬や伊東純也ら勢いのあるアタッカーたちが台頭し、3人で合計100歳超えの最終ラインも奮闘するなど安定感を取り戻したチームは年間13位フィニッシュで3年連続してJ1残留という最低限の目標をクリアした。

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