GMが兼任監督に就任し、残留を達成
開幕直後の惨状は見るに耐えないものだった。1stステージ第5節終了時に最下位へ転落し、第11節を終えたところで樋口監督を解任。佐久間悟GMが監督を兼任する形でチーム再建に挑む。
この時点でわずか2勝。持ち味だった堅守は崩壊し、新戦力がことごとく期待を裏切るなど散々な状態だったが、佐久間監督は見事な立て直しで1stステージを12位で終える。
その後、Jリーグで実績のあるバレーら外国人新戦力が要所で力を発揮し、さらに阿部拓馬や伊東純也ら勢いのあるアタッカーたちが台頭し、3人で合計100歳超えの最終ラインも奮闘するなど安定感を取り戻したチームは年間13位フィニッシュで3年連続してJ1残留という最低限の目標をクリアした。
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