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Jリーグ 9年前

甲府、序盤は不振もバレーら獲得で帳尻合わせる。GM兼任監督で残留達成【2015年通信簿】

2ステージ制が復活した2015年のJ1も全ての試合を終えた。この1年を振り返り、各Jクラブはどのようなシーズンだったのだろうか。今回は年間13位のヴァンフォーレ甲府を振り返る。

シリーズ:2015年Jリーグ通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

チーム刷新を目指すも、従来の型にはめ直し

甲府、序盤は不振もバレーら獲得で帳尻合わせる。GM兼任監督で残留達成【2015年通信簿】
3シーズン連続してJ1残留を達成した甲府【写真:Getty Images】

 樋口靖弘新監督を迎えて臨んだシーズン。これまで堅守のイメージが強かったチームを大きく変えて上位進出を目指した。

 前線にウィリアム・エンリケ、アドリアーノといったブラジル人FWを加え、得点力アップを試みる。昨季わずか27得点に終わった攻撃陣の奮起がテーマだった。

 しかし、シーズンが終わってみれば樋口監督が去り、期待の外国人新戦力は軒並み退団。既視感のあるブラジル人がチームを支え、ベテランたちが残留の原動力となっていた。

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