J1から降格も…最後まで勢いは生まれず
J1から降格して迎えたシーズンということもあり、周囲の期待は高かったが、終わってみれば以前J2にいたときと同じようなシーズンになってしまった。大きく沈む時期はないものの、大型連勝で上位を脅かすということもなかった。
プレーオフ出場を争っていたチームが全体的に失速したこともあって終盤戦まで希望は潰えなかったが、第37節で大宮を2-1と破りながら次の福岡戦で0-3の完敗を喫するなど、“ここぞ”というところで結果を出せず。結局は最後まで勢いは生まれることなく、14位でシーズンを終えることになった。
不完全燃焼の感が強いが、キム・ジョンミンが飛躍のきっかけを掴み、大崎淳矢はプレーに貫禄が生まれ、新卒の佐々木陽次が要所で存在感を示すなどポジティブな材料もあった。彼らの今後の成長次第で、将来的に今季の評価も変わってくるはずだ。
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